アシックス
神戸市には、全国的にも有名な企業がいくつか存在します。
その中でも特に有名なのは、スポーツメーカーのアシックスです。
スポーツメーカーと言えば、ナイキやアディダスなど、日本でも海外の企業の方がメジャーですが、アシックスはそんな中でも日本のスポーツメーカーとして確固とした地位を築いています。
本ページでは、そんなアシックスの会社概要とこれまでの沿革について取り上げていきたいと思います。
アシックスの会社概要
まずは、会社概要から紹介していきます。
尚、以下に提示するデータは全て平成29年の12月31日時点のものとなります。
- 商号:株式会社アシックス
- 創業:昭和24年9月1日
- 合併:昭和52年7月21日、オニツカ株式会社・株式会社ジィティオ・ジェレンク株式会社の3社が合併して、現社名:株式会社アシックスとなる。
- 代表取締役会長CEO:尾山基
- 代表取締役社長COO:廣田康人
- 株式上場:東京証券取引所市場第一部
- 資本金:23972百万円
- 従業員:942人(単体) 8586人(連結)
- 従業員平均年齢:39.7歳
- 従業員平均年収:742万円
- 事業内容:各種スポーツ用品等の製造および販売
- 年間売上高:25618百万円(単体) 400157百万円(連結)
- 本社住所:〒650-8555 神戸市中央区港島中町7丁目1番1
- スポーツ工学研究所住所:〒651-2271 神戸市西区高塚台6丁目2番1
以上が、アシックス(株式会社アシックス)の会社概要となります。
これを見ると、アシックスが名実ともに日本を代表するスポーツメーカーであることが分かります。
アシックスの沿革
続いて、これまでの会社の沿革について取り上げていきます。
こちらも会社概要と同様、平成29年までのデータを元にしています。
- 1949年9月 鬼塚喜八郎が起こした鬼塚商会を改組し、鬼塚株式会社を設立。スポーツシューズ専門メーカーを目指しバスケットボールシューズほかスポーツシューズの開発・生産・販売を開始する
- 1964年2月 神戸証券取引所に上場
- 1964年4月 大阪証券取引所市場第二部に上場
- 1972年5月 東京証券取引所市場第二部に上場
- 1974年6月 東京・大阪証券取引所市場第一部に指定
- 1977年7月 商号を株式会社アシックスに変更し、株式会社ジィティオおよびジェレンク株式会社との合併により、縫製7工場、およびジェレンクU.S.A.,Inc.などを引継ぐ
- 1982年8月 物流コストの合理化を図るため、アシックス物流株式会社を設立
- 1985年11月 科学的基礎研究体制の強化のため、スポーツ工学研究所を設置
- 2001年10月 ウォーキング事業における意思決定の迅速化と小売業のノウハウの蓄積を図るため、アシックス歩人館株式会社を設立
- 2002年10月 スクールスポーツウエア事業の効率的な運営を図るため、アシックスデポルテ株式会社を合併
- 2006年4月 国内における販売体制強化のため、アシックス歩人館株式会社を存続会社として、株式会社アシックススポーツビーイングを合併し、商号を株式会社アシックススポーツビーイングに変更 ※同社は後に清算
- 2009年7月 アシックススポーツミュージアム(企業博物館)を開館
- 2012年9月 国内におけるマーケティング・販売機能の強化及び拡大のため、アシックスジャパン株式会社を設立
- 2013年1月 グローバル市場の動向を見据え、経営管理と競争力の源泉である商品開発力の強化のため、世界本社機能と日本事業を分離
- 2016年11月 ベンチャー企業への出資および事業開発を推進するため、アシックス・ベンチャーズ株式会社を設立
以上が、アシックスがこれまでに歩んできた沿革です。
アシックスには神戸を代表する企業として、本年以降も更なる飛躍が期待されます。